HOME>コラム>実務者研修のメリットと難易度・取得までの期間

実務者研修のメリットと難易度・取得までの期間

食事

資格取得によるメリット

介護福祉士実務者研修を受講すると、サービス提供責任者(サ責とも呼ばれる)になることができます。これは、介護サービスを提供する介護事業所や施設において、ケアマネージャーやヘルパーとの間に立って、連絡や調整を担う職務です。
ケアマネージャーは介護プランを立てますが、それを実行するのはヘルパーの方々です。介護プランをもとにして、介護サービスの実行のために計画を立て、ヘルパーに指示を出したり、指導したりする重要な仕事っです。指定訪問介護事業所では、事業所の利用者40人に対して1人以上サービス提供責任者を配置することが国から義務付けられています。つまり実務者研修を修了した人材は訪問介護事業所において欠かすことのできない人材といえます。就職や転職においても有利になること間違いなし!

男女

資格取得までにかかる期間と合格難易度

介護福祉士実務者研修の資格取得までにかかる時間はスクールによって大きく異なるようです。450時間の研修が必要で、標準的な期間としては6ヶ月と言われています。しかしすでに介護職員初任者研修を取得している場合は免除される科目もあります。その場合自宅学習と1〜2週間ほどの通学期間を合わせて、最短で約2ヶ月で研修を終えることができるようです。ご自分の持っている資格と照らし合わせて、無理のないスケジュールで受講できるように、よく検討することが大切です。
では、実務者研修の合格難易度はどれほどなのでしょうか。実は、実務者研修には、初任者研修と違って修了試験の実施義務はありません。スクールによっては振り返りのための試験を実施することもありますが、あくまで確認目的であり、ほとんど全員が合格すると言っていいでしょう。

広告募集中